2013/05/08

今日はちょっと真面目に・・・

そういえば今年で39歳になるんですよね。
大学を出て、就職、結婚、出産、カンボジア移住、そして離婚。

1997年初めてのカンボジアのときはまだ20代前半。
2000年に孤児院の責任者になったときでも20代半ばでした。

あれからもう15年以上。



私と直接会って下さった方には話していることですが、私は・・・

どうしてもカンボジアの子どもたちのために孤児院を作りたい

という気持ちがあってカンボジアに来たわけではありません。


私の前の夫が結婚する前から始めていた活動だからです。


彼とは夫婦としての縁がなかったようで2010年に離婚しましたが、
誤解を恐れずに言えばなりゆきで関わることになった孤児院という
施設が、長い時間を経て自分にとってかけがえのない場所になって
いきました。

人生において、「出会い」とそれをつないでいこうとする両者の気持ちが
必要となる「縁」というものの大切さを感じ続けています。
ありがたいことに、もっとメアス博子やスナーダイ・クマエに関わって
いこうと思って下さる方々が存在し、私もここまでやってくることができた
のだと思います。

施設にいる子どもたちは自らの意思でここに来るわけではなく、すべてが
周りの大人にゆだねられていると言えます。
まさか外国人と一緒に暮らすことになるなんて思ってもなかったでしょう。
そんな子どもたちと出会い、縁をつないでいるのです。

自分の感性の根底に両親を感じます。
親がどのように自分に接してくれたのかが今の自分の物事の受け止め
方に大きく影響しているということです。

大人になってから数々の経験をしてきました。
いいこともありましたが、嫌なことも、傷ついたこともありました。
うれしいことを共有し、苦しいことに共感し励ましてくれたいろいろな「縁」の
おかげで今があります。

そんな私の経験をつないでいく対象が息子と施設の子どもたちです。
両親や周りの人々から私が受け取ってきたものを手渡していきたいと
思うのです。

青と白と緑
この色と日差しの下でもう13年・・・


そんなお話ができる機会を頂くことになりました。
自分の出身である和歌山県海南市にて。


こども いのち そしてきずな
6月16日(日) 海南市民交流センター


詳細は後日改めて告知させて頂きます。

この日は海南市出身の岩崎順子さんとご一緒させて頂くことになっています。
岩崎さんとも不思議なつながりがいくつかありました。
それもまた後日・・・。
大きないのちのめぐりの中で・・・ 岩崎順子さんのブログです。



この空の下で自分が感じてきたこと、皆さんに伝えたいことを岩崎さんに
助けて頂きながらお話しできたらと思います。


楽しみです☆

このイベント開催において、海南市の森下和紀さんに大変お世話になって
います。ありがとうございます。

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