2012/12/09

カンボジアでの再会 あれから12年

断片的ではあるものの今でもはっきりと覚えています。
写真家の足立君江さんが初めて施設を訪問してくれた日のこと。

まだ今のように施設の敷地が整備されておらず、手前の建物も
1階部分だけ完成した状態。
その1階で訪問者の皆さんに日本語の歌を合唱する子ども達。
その周りを哺乳瓶をくわえた私の息子がうろちょろしていました。

あのとき、足立さんとこんなに長いお付き合いをさせて頂くように
なるなんて想像もしていなかったのですが・・・

12月1日(日)足立君江さんと行くカンボジア撮影ツアーの行程で
参加者の皆さんがスナーダイクマエをご訪問くださいました。

足立さんとは日本での絵画展のときなどもお目にかかっていた
ものの、カンボジアでの再会は2年ぶり。
いつも絵画展に顔を出して下さる足立さんのご友人もいらっしゃって
いたので、施設の説明をするときは少々緊張してしまいました(笑

12年前の出会いからほぼ毎年足立さんはカンボジアに通ってこられ、
農村、街中にいるいろいろな人の姿をカメラ越しに見つめられて
きました。

その足立さんと一緒に観光ツアーではめぐることのないとっておきの
場所を撮影しましょうという今回の旅。
そのガイドを任されたのが施設の卒業生パナーです。

細くて小さくて、内気なイメージだった彼が立派にガイドをする姿に
足立さんも感心して下さっていました。

卒業生の活躍ぶりをこうして私自身も目にすることができるのは
幸せですね。

そして日本からの添乗員はピースインツアー東京勤務の佐々木愛さん。
彼女はパナーの恩師でもあります。
7年間、スナーダイクマエで日本語教師を務めてくれた、私の友人でも
あり、妹?というか双子?(苦笑)とにかく人生においてなくてはならない
存在です。これ、おおげさじゃなくて本当にそうなんです。

3人とも私のカンボジア人生の中で出会い、関係をはぐくんできた大切な
人たち。
12年前にこんな日が来るなんて誰も想像していませんでした。

だから人生って面白いなって思います。

パナー・息子・佐々木さん
いつの間にか息子(14歳)が一番大きくなっていました(苦笑

私・足立さん・息子
なかなかないこの3人でのショット。
哺乳瓶の2歳児が今では・・・(笑

12年、干支が一回りする間に色んな事がありましたが、ここに書いている
ような人たちに恵まれてここまでやってきたんだなと改めて振り返ることの
できた1日でした。



1 件のコメント:

  1. 素晴らしき哉 人生!
    今までも これからも!

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