毎年帰国するたびに「やろうかな・・・」と思いつつ、できなかったこと。
今年は思いがけずこの時期に帰国する機会をもらったので、
これはいい加減手をつけなさいと言われているんだろうな
と、思い・・・。
私と息子が帰国時に使っているのは亡くなった母の部屋。
華道と茶道の講師、和歌山にある世界遺産の熊野古道の県認定
ガイドも務めていた母の部屋は資料や文献だらけ。
茶道具も山ほど・・・。
母が使い勝手の良いように置かれた家具やベッドなど、私と息子が
二人で過ごすにはなんとなく違うような・・・。
それでも母のことを思うとなかなか手がつけられないままになって
しまっていました。
寒いと覚悟してきた日本ですが、この日はさほど寒くない。
もうやるしかないなと、1日中一人であーでもないこーでもないと
部屋で格闘していました。
母が生きていた証となるものたちを保管しつつ、その後新たに増えた
私と息子の荷物を片付ける作業。
もくもくと続けていると、夕方には全部終わりました。
脱力・・・。
やればできるのね・・・。
ベッドや家具を動かして、床はちょっと傷ついたけど満足(笑
ふとある棚の引き出しを開けてみました。
なんだか立派な箱にあったモノ |
カンボジアに行ってしまってもう13年になりますが、母は私のお免状を
こんなに丁寧に置いてくれていたのですね。
中にあったものはすべて私の名前のお免状でした。
今回は部屋の家具の配置を決めて、大まかに荷物整理をしただけ
でしたが、夏の帰国のときには棚や引き出しの中も少しずつ見て
行こうと思っています。
一度に全部終わらせず、少しずつ母を感じる時間にしたいな、と。
超がつくマザコンの私らしくていいですよね(笑
それにしても今日は体中が痛いです。筋肉痛??
そんな私を見て母も笑ってるかな。
母を突然亡くしてから、ようやく私もそこから前に進んだような1日でした。
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