2013/12/31

今年もありがとうございました

いつも自由気ままに更新しているこのブログ。
思い返せば2011年の洪水の頃に書き始め、あまりにも気まますぎて
どなたが読んで下さっているのかもよくわかりませんが(笑)なんとか
今年も細々と書きつづることができました。

今年は公私共に色々とあり、自分のカンボジア移住史上でもなかなか
きつかった1年でありました。
いつものほほんと書いているのでいまいち皆さんには伝わらないかも
しれませんが、かなり厳しい1年だったのです。
今はまだ書けませんが、そのうちいつか書けるときがきたら書きましょう(笑


そんな厳しい中でもやってこれたのはなんといっても周りの皆さんに
恵まれていることが一番だと思います。
身近にいる友人、遠く離れた日本でいつも温かく励ましてくれる方々、
何をするにも一人ではなにもできないことを年々強く感じるようになって
います。


反面、一人の人間が対応できる人数の限界というのも感じます。

色々な方に知って頂いているのに、顔と名前を覚えるのが人一倍苦手な
私は不義理ばかりしているような気がして心苦しい限りです。



毎年恒例ですが年末にまたまた占いに行ってきました(笑
来年は新しいことを始めるのに適した年、また自分の右腕になる人物を
育てるのによい年になる、と言われました。

そして44歳以降で婚期が来ると。

あれ?カンボジアの占いでは42歳と言われたのですが・・・(苦笑
ちょっとずれてしまいましたが、まあそのくらいのんびりしたペースで
よいのではないかと思っています。

一度離婚しているので、もし万が一次があるとしたら焦らずにいきたい
のです。

そう、だからその前に今の仕事をさらに充実させて、自分の代わりになる
人を育てていく時間に充てたいのです。

目の前で起きていることだけに翻弄される日々ではなく、この日々の積み
重ねが自分の人生を彩る出来事になっていくことを忘れずに過ごしていき
たいですね。だってもう40歳になるんだもの(笑


皆様、よいお年をお迎えください。
この1年、気にかけて頂いて本当にありがとうございました。

この挨拶ができることも幸せなんですよね・・・。当たり前のことなんて
なにもないんだなと思います。

2013/12/09

息子のことを卒業生と分析した

いい加減に更新しろと怒られそうなので・・・(笑
前回、つづく・・・みたいな終わり方をしたのにすっかり時間が
経ってしまっておりました。
数少ない私のブログファンの皆様、お待たせいたしました(笑



現在一時帰国中の私ですが、帰国前に必ず部屋を訪ねて
来てくれる施設の卒院生、ラーヴォ。
彼とはとりとめない話をよくするのですが、今回は息子の話を。



息子が小さい頃から物を欲しがったり、ダダをこねて私を困らせる
ことがなかった理由、私なりの見解があったのですが、ラーヴォに
「なんでやと思う?」と訊いてみた回答です。

たっくん(息子)は小さいときからここでみんなと一緒に暮らして
きたでしょう?
当時の子どもたちは問題だらけでおかあさんはいつも悩んで
いましたね。
たくさんの子どもたちの問題を見ていたから、せめて自分だけは
おかあさんを悩ませないようにと気をつけていたんじゃないかと
僕は思うんです。


そして私も続けて言いました。

うん、そうかもしれないね。
でもね、反対にあの子は小さいときからここにいる子どもたちに本当に
かわいがられて育ったもんね。
たっくんのコップがみんなの優しさでいっぱいにあふれてきてたから
みんなのことを思う余裕があったのかもしれないね。


普通の人たちがコップをいっぱいにしてもらうよりもずっと早いスピードで
うちの息子はたっぷりあふれ出す状態にしてもらってきたと思います。
だから我慢だけしてきたわけではないのです。
でもラーヴォの言葉から歳の割に妙に落ち着いたところがある息子の
不思議な雰囲気に、いまさら納得の鈍感な母です(笑

もしラーヴォの言う通りであれば息子はすごいなあと思うんですが、
それよりも自分自身が子どもとしていた頃のことをこんなふうに
客観的に思い返すことのできるラーヴォを立派になってくれたなあと
思いました。

自分が育てた子どもとこんな話ができる日が来るなんて、2000年
当時は思ってもいませんでした。
とにかく教えることが多く、あれもこれもと問題が山積みだったことだけは
記憶にあります。
そんな私を息子なりに見つめてくれていたのかもしれないことをラーヴォから
教えてもらいました。

そのときは必死で見えていなかったものを今語り合えるって、おもしろいですね。

自分の息子と施設の子どもたちが自然に一緒にここで育ってくれて
いることに感謝したひとときでした。

息子の話はまだいろいろとあるのですが、気が向いたらまた書きたい
と思います。
ラーヴォ、いつもありがとうね。