2012/04/18

ゆっくりゆっくり

今年のカンボジア正月は4月13日から15日。
初日は孤児院の子どもたちと遠足で人口貯水池
西バライへ。

お弁当を食べた後、嬉々として水に飛び込む子どもたちを
ながめつつ、最年長男子サイハーと一緒に遊びに来てくれ
ていた卒業生のサヴィーと話しました。

あと数カ月で高校卒業試験を迎えるサイハーが

「僕は小さい頃おかあさんがなんであんなに口うるさく
叱るのか、めんどくさいなあと思っていました。」

と言います。

うんうん、とうなづく私とちょっと笑いながら聞くサヴィー。

サイハーが続けます。

「でも・・・、だんだん大きくなって高校生になった頃から
おかあさんのいうことは本当だ!と思うようになったんです。
それは本当に僕たちの将来のことを考えて厳しくしている
んだなとわかって、それからはめんどくさいと思いません。」


ふふふ、と笑う私。


そこにサヴィーが続けます。

「でもね、サイハーくん、働き始めたらそのことがもっとよく
わかりますよ。」



気づいたら、向こうで水浴びに興じる子どもたちがにじんで
見えていました。


そう、ゆっくりゆっくり、子どもたちとの心の距離もこうやって
縮めて、関係を築いていきたい。
わかりづらいかもしれないけど、それが私のやり方です。

子どもに限らず、すべての人間関係は共有体験や過ごす時間、
会話の内容によってその深さを増していくか、さらに希薄に
なってしまうのかが決まっていくような気がします。
それが正しいとか正しくないとかいう話ではなく、私はそういう
ふうに築いていきたいだけなんです。

かわいそうとか、気持ちがわかるとか、簡単に言えない。
ただ大切に思う相手であればあるほど、大事なことはしっかり
伝えたい。
それが私の愛情表現でもあります。

特に一緒に暮らす子どもたちに対しては、手を抜かずにいき
たいと思っています。

愛する人すべてが健康で力強く、時には誰かと支え合い、
少しでも前進できる、そんな1年になりますように。
カンボジアの女神さま、よろしくお願いします(笑

2012/04/02

甲南大学広報誌「甲南Today」

3月末に発行、発送された甲南大学広報誌「甲南Today」。

在校生と卒業生の方々だけが読めるものだと思っていたのですが、
ウェブ上で閲覧できるようです。

http://www.konan-u.ac.jp/kouhou/pdf/today41.pdf

19・20ページで私が紹介されています。


写真が大きくて恥ずかしいですね・・・。

それ以外の記事でも、以前このブログでご紹介した同級生が企画した
「神戸ぶたまんサミット」のことなど、興味深い記事がたくさん。
やっぱり甲南生でよかったなあと思いつつ読みました。

今年の夏も必ず甲南大学に行くのですが、そのときは所属していた
器械体操部の練習をのぞきに体育館にも足を運びたいなと思って
います!